2歳になったばかりの頃の三男。
ある日、鍵盤のおもちゃでボタンをおして、歌を流して遊んでいました。
「ぞうさん」のメロディが部屋に
響きます。
その様子をちらっと見てみると・・・
ん⁉︎
ゴソゴソ動く両手。
三男は、ただ単にメロディを聞いているだけではなく、サインもしていたのです。
【ぞうさんぞうさん】
【長い】
【かあさん】
しかも、サインをするタイミングが
メロディの歌詞の
タイミングに合っている!!
「お歌覚えてたんだね!!
上手だね!!」と
声をかけると、三男はニッコリ。
歌を覚えている事や、歌詞の意味がわかっている事もサインがあると凄く良くわかります。
1歳3ヶ月の頃には、三男は「うみ」の歌もサインで歌っていました。
【海】【大きい】【月】【おひさま】
と、1人サインをしていた姿を
覚えています。
大人が、ふと、歌を口ずさむのと全く
同じように、ベビーサイナーも、ふと、
サインで歌を歌うのです。その様子は
とても可愛いらしい♡
発語が増えてから歌えるようになるのではなくて、赤ちゃんは、サインを知っていたらおしゃべり前でも歌えます。
音楽が大好きな赤ちゃん、自分で
お歌が歌えたら・・・きっと
嬉しい気持ちになりますよね!
文:野本ひさえ
【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。