小さい子の遊び、そこにはその子の 世界が広がります。何気ない行動にも 意味を見出し楽しんでいるのです。

ある日、庭で遊んでいた三男、おけに入っていた水をプランターの砂の上に ジャーっと、出しました。

一瞬、砂の上に水が溜まり、 水は徐々に吸い込まれていきます。

そんな様子を見て、三男はサインを しました。

【おふろ!おふろ!】

ただ、水を流しただけ。大人の視点からではそう見えました。しかし、 その行動には意味があり三男は サインで「お風呂みたい。」と 伝えていたのです。

お風呂を作れて嬉しそうだし楽しそうな様子!そんな連想していたなんて お母さんは気づかなかったよー!

「そうなんだー!お風呂みたいに 見えたんだね!」と声をかけると さらに嬉しそうな三男。

大人でも自分の意見を理解して もらえたら嬉しいですよね!

こんな風に、おしゃべりがまだでも サインがあると子供の遊びの世界を 理解し共感できるのです。育児が 楽しくなりますよね!

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。