ベビーサインで育児がより楽しくなる場面は数知れず、その中でも私がよく思い出す、

楽しかったひとときがあります。

それは何でしょう?

それは、食卓での時間です。

 言葉での発信がこれからの0歳や

1歳の赤ちゃんとの食卓、

会話がなんだか一方通行だなぁ、と

私自身、感じた事がある事を覚えています。

しかし

そんな一方通行が両方通行に!

  長男が1歳の頃のある日の昼食。

器を指差しサインをした長男。

こども向けではない、赤ちゃんの気を引く

様子は全くない、陶器のその器。

そんな器を指差し、長男は私を見ながら

【お花】とサインしていました。

「お花があるよ。」の長男からの

サインでの発信に

「うん、お花があるね!きれいだね!」

と答える私。

その器にはたくさんの可愛らしい花が

描かれており、長男は何度も指差しをし、

繰り返しサインをしていました。

 同じく、1歳頃の三男とのある日の

昼食。

同じ器の同じ花柄を指差し、三男はこんな

サインをしていました。

【小さい】

「この花、小さいよ。」とサインで

伝えていたのです。

「本当だね。小さなお花だね。」と答える私。器の花のデザインを見て、小さいと感じているなんて、サインで教えてくれなきゃ

分からなかったな、と思いました。

 覚えたサインを使い、小さな発見でも

伝えてくれる息子達からの発信は

食卓をより楽しくしてくれました。

今度は何を伝えてくれるかな⁉︎

サインがあるから毎回の食卓もより楽しみに、そして両方通行でのコミュニケーションは、もの凄く、もの凄く、嬉しく楽しかったのを覚えています。

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。