ベビーサイン育児の楽しさの1つに
大人とは違った赤ちゃんの視点に
気付く事ができる、という事があります。

例えば、下の写真を見て、
あなたは何か思いつく事はありますか?

1歳3ヶ月のベビーサイナー、
Kくんが、これを見てサインをしました。

それは・・・

「ぼうし!」

「本当だー!!なるほど!!」

そこにいた大人全員が納得!!

「ぼうしみたい」
とKくんはサインで伝えていました。

ふたはふた。
ふたにしか見えなかった大人達。

ただのふたが帽子に見えるなんて
大人は全く気づかなかった。

赤ちゃんはそんなふうに
物事を見ているんだな、と
赤ちゃんの
心の中を覗けた気がして
私は嬉しく感じました。

それに、サインがなければ
伝える事はできなかった。

1つのサインで
こんな風に伝えあい
理解し合えるのは
大きな喜びです。

サインを通して
赤ちゃんの純粋さを
感じますね!

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。