今回は、私の大好きなベビーサイン

エピソードをご紹介。

2018年5月、教室でのお話です

 当時、1歳1ヶ月を過ぎたKちゃん、 

サインが増え、この日も教室にて

手をとんとん、何かサインをしていました。

 しかし、何を伝えようとしているかが

分からず、私は観察!

Kちゃんがそのサインをする時、

その先にはクラスメイトの姿がありました!

「なるほど!」と私は思い、

「Kちゃん、おともだち?!」

と、私も同じサインを見せながら

Kちゃんに尋ねてみると・・・

その瞬間、Kちゃんの目がキランッ!!

そしてまたそのサインを見せてくれました!!

【おともだち】

 そう、Kちゃん、おともだち、と

何度も何度も伝えていたのです。

実はKちゃん、ただ単に、【おともだち】と

言っているのではなく、

ちゃんと伝えたい、意味があったのです。

 この日は、新しいクラスメイトが

レッスンに加わった日。

Kちゃん、今日初めて一緒に遊ぶ

おともだちがいる事が嬉しかったようで

何度も何度も【おともだち】

と、サインで私達に教えてくれました。

 【おともだち】と、サインをするKちゃんの笑顔が最高に輝いていたのが今でも蘇ります。

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。