夏休みの宿題は順調に進んでいますか?
今回は、大物宿題の一つである「生活作文」のワンポイントアドバイスを紹介します。
広告会社に10年勤め、その後ライター業と、書くことが大好きな筆者ですが、息子はもちろん別の人間で、算数派です!そんな彼に、楽しみながら書けるようにしている工夫がこちら!
ずばり「ヒアリング」
特に、まだ長文に慣れていない低学年のうちは、いきなり書くという作業は大変です。一方で、おしゃべりでならたくさん表現できる子が多いのではないでしょうか。
ヒアリングの仕方は、とにかく「五感」を掘り下げていく方法がオススメです。
親が手伝うと、意図的に親の考えた構成が反映されがちになってしまいますが、それを防ぐためにも、「五感」のヒアリングを進めてみましょう。子どもが思っていることの中から、何がメインになるのか発見できますよ!
例えば、カブト虫のお世話。
見た目、音、におい、触った感触…と聞いていくと、実に豊かな表現が出てくると思います。子どもの口から出てくる擬音語、擬態語表現は面白く、大人よりもたくさん出てくる気すら!それらの言葉はメモしてそのまま作文内に使いましょう。
また、カブト虫の味は聞くことはできませんが……、「エサのゼリーの味はどんな味だと思う⁈」といった聞き方をしてみたり!どんな風なんだろうと想像させることで、実際に調べて新しい発見に繋がるかもしれません。
そうやってヒアリングを進めていき、その中で子どもの心が一番動いたなと感じた部分をどんどん掘り下げて質問していきましょう。それがまさに作文のメインです!
親としても、子どもの考えていることがよく分かる「ヒアリング」。
余談ですが、カブト虫の例では、うちの息子は「オスとメスでにおいが違うんだよ!」と驚きの発言!カブト虫を触ることすらできない筆者からしたらびっくりな情報です!もちろん、その後、それぞれどんなにおいなのかしっかり聞き出しました。ご興味のある方は、オスとメス、それぞれ嗅いでみてください……!
「生活作文」、大変なおもいではなく、せっかくなので、親子で楽しみながらやってみるのもありですよ!
【コラム筆者紹介】Cafe くろねこ
年間約500名のママ達に利用いただいている、30種以上のレッスンとランチを愉しめる「貸しスペース型お家カフェ」オーナー。
兼テレビ局サイト等4社で、グルメやレシピネタなどのライターをしています。
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