ベビーサイン育児、3つめのメリットは「親子の絆が深まる」こと。

ベビーサインを学んだ赤ちゃんは、
【パパ】【ママ】【おじいちゃん】【おばあちゃん】と、家族もサインで呼ぶようになります。この中でまず先に、赤ちゃんがするようになる事が多いサインは?
実は【パパ】。

玄関に到着した音、扉があく音、2階から降りてくる音、音が聞こえただけで、嬉しそうな表情と共に、【パパ】とサインをしました!というエピソードは、ベビーサイン育児を実践するご家庭ではよくある場面です。

そんな風に、可愛らしいサインとともに我が子に迎えてもらえると、パパも大喜び!待っていたよ!と、我が子が喜んでいる気持ちが、サインから伝わります。
それだけでなく、ベビーサイナーは
目の前に見えなくてもサインで表現するのです。

パパが仕事で不在の時には【パパ】【どこ?】とサインし、パパの居場所を尋ねます。おばあちゃんの所で留守番中、【お母さん】とサインし、ママがいないことの寂しさを伝えます。

赤ちゃんが自分のことをちゃんと思ってくれてる、サインがあることで実感できるのです。

そして何よりも、サインする我が子の姿は物凄く可愛らしい!と、ベビーサイナーのママ達パパ達は、口を揃えて教えてくれます。

赤ちゃんが親を思う気持ち、親が我が子を可愛い、愛おしいと思う気持ち、サイン育児を通じてお互いの愛着関係、信頼関係を築いていけるのです。

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。