ベビーサイン育児のメリット、4つ目は「話し言葉に好影響がある」ということ。

サインを取り入れることで、赤ちゃんの言葉が遅れてしまうのでは?と、考えられがちですが、そんなことは全くありません。これにはしっかりとした理由があります。

ベビーサイン育児の基本は、語りかけに手を添えること。

普段赤ちゃんをお世話する時の話しかけとともに手の動きを見せるのです。

ベビーサインを取り入れるパパやママは、「サインを見せる」という1つの目標があることで、さらにたくさんの語りかけをしてくださいます。聞くことからまず言葉を学ぶ赤ちゃん、ベビーサインとともに、たくさんの言葉を聞き、この「聞く」に加えて、サインを「見る」ことでもまた言葉を覚えます。ダンスや仕草をしながらだと歌詞や言葉が覚えやすいように、赤ちゃんも同様、「聞く」だけでなく、視覚的にもアプローチがあることでまた言葉を身につけていくのです。そして、物を掴んだり手をたたいたりするようになった赤ちゃん、自分の手が使えることに気づき、それが言葉としての役割を果たすことを理解します。すると、今までパパやママが見せてきたサインを自分の手で表現しようとするのです。

このように、ベビーサインを取り入れることで、赤ちゃんの言語学習は0歳からスタートしています。サインがあることですでにたくさんの言葉を覚えている赤ちゃん、ベビーサイナー達が、話し言葉が遅れるどころか、話し始めるのが早い傾向にあるのは不思議なことではありませんね。

文:野本ひさえ

【コラム筆者紹介】野本ひさえ
2014年に西尾市、2016年に岡崎市にて日本ベビーサイン協会認定
MeandFamilyベビーサイン教室を開講。自身の3人の子供達と3度のベビーサイン育児を経験。赤ちゃんとのコミュニケーションの楽しみ方をアドバイスし、楽しめる子育てをサポート。日本おひるねアート協会認定講師としても活動中。